職業名

経営企画

教員の転職事例(35歳・男性・小学校)

小学校教員 → 経営企画部(戦略立案・新規事業開発)
転職前:年収550万円
転職後:想定年収550万円(現状維持)

プロフィール

小学校教員として12年間勤務。学級担任として子どもたちの成長を見守りながら、教務主任としてカリキュラム編成や校内研修の企画・運営を担当。地域と連携した教育プロジェクトの立ち上げにも尽力し、現場の課題を解決するための実践力を培ってきました。教育への情熱を持ちつつも、より広い視野で社会に貢献したいという思いから、大手教育企業の経営企画部門へ転身。現在は教育事業の戦略立案や新規プロジェクトの推進に携わっています。

転職を考えたきっかけ

教員生活は充実していましたが、次第に「学校の外でも教育に貢献できる道があるのではないか」と考えるようになりました。特に教務主任として学校全体の運営に関わる中で、教育システム自体を変革することへの関心が高まっていきました。

また、正直なところ、慢性的な長時間労働や休日出勤が続く環境に疲弊感も感じていました。家族との時間を大切にしながら、自分の専門性を活かせる新たなフィールドを探したいと思うようになったのです。

「教育への想いを持ちつつ、ワークライフバランスも実現できる場所はないだろうか」そんな問いが転職活動のスタートでした。

入社を決めた理由

転職活動では、教育関連企業を中心に応募し、最終的に5社から内定をいただきました。現在の会社を選んだ決め手は2つあります。

1つは「教育現場を知る人材」として私の経験が高く評価され、入社後すぐに重要プロジェクトを任せていただけることでした。教員時代に培った「現場視点」を活かしながら、経営的な観点からも教育事業に関われる点に大きな魅力を感じました。

もう1つは、フレックスタイム制やリモートワークなど、柔軟な働き方が整備されていたことです。残業も少なく、以前より家族との時間が格段に増えました。

教育への貢献と自分らしい生活の両立。理想としていた姿に近づけたことに、今は大きな満足感を覚えています。

先生NEXT+を利用した感想

「教員から民間企業へ」という未知の挑戦に不安を感じていた時、先生NEXT+との出会いは本当に心強かったです。

最も助かったのは、教員経験を企業目線で「翻訳」してもらえたことです。例えば、「学校行事の企画運営」は「限られたリソースでの大規模プロジェクトマネジメント経験」として、「保護者対応」は「多様なステークホルダーとの調整力」として評価されることを知りました。

また、「教員は〇〇が苦手だと思われがち」といった企業側の先入観への対処法も丁寧に教えていただき、面接では自信を持って自己PRできました。

何より心に残っているのは、「教員経験は決して狭い世界の経験ではなく、むしろ多くの企業が求める普遍的なスキルの宝庫だ」と気づかせてもらえたことです。この気づきが、転職成功の大きな支えになりました。

担当エージェントから一言(久遠)

小学校教員から経営企画という異なるフィールドへの転身を見事に成功させた好事例です。
特に印象的だったのは、教育現場での経験を「組織課題の発見・解決力」「多様な関係者との調整力」「限られたリソースでの成果創出力」など、ビジネス視点で捉え直す柔軟性をお持ちだったことです。

面接対策では回を重ねるごとに自信を深められ、最終的には大手教育企業の経営企画職として高い評価を得られました。教育への深い理解と企業経営の視点を兼ね備えた稀有な人材として、今後のさらなる活躍を期待しています!

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