職業名

法人営業

教員の転職事例(23歳・女性・小学校)

小学校教員 → 法人営業(スタートアップ)
転職前:年収380万円
転職後:想定年収420万円

プロフィール

23歳・女性。小学校教員として1年間勤務しました。新任教員として2年生の担任を務め、授業や学級経営に奮闘する日々を送りました。特に学級内での係活動の工夫や行事の運営に力を注ぎ、子どもたちの主体性を引き出す取り組みを実践。教育実習生の時から「人と関わる仕事」に強い関心を持ち、教員としての経験を積む中で、より多様なビジネスの現場で自分の可能性を試してみたいと考えるようになりました。現在は教育関連サービスを提供するベンチャー企業で営業職として活躍中。学校向け教材の提案営業を担当しています。

転職を考えたきっかけ

教員1年目、子どもたちの成長を間近で見られることに喜びを感じる一方で、「このまま教員を続けることが自分にとって最適なのだろうか」という迷いが生まれました。

きっかけは、教材会社の営業担当者との出会いでした。その方が学校の課題を理解した上で的確な提案をする姿を見て、「教育に貢献する方法は教壇に立つだけではないのかもしれない」と考えるようになりました。

また、社会人としてのキャリアをスタートしたばかりの時期に、多様な経験を積むことの大切さも感じていました。「20代のうちにビジネスの基礎を学び、将来的により広い視野で教育に関われる人材になりたい」そんな思いが日に日に強くなっていきました。

新卒で入った職場だからこそ、早い段階で自分の適性を見極め、長期的なキャリアを考えることが大切だと思い、転職を決意しました。

入社を決めた理由

就職活動では「教育」と「営業」をキーワードに企業を探しました。最終的に現在の会社を選んだのは、面接でのある質問がきっかけでした。

「あなたが教員として感じた、学校現場の本当の課題は何ですか?」

この質問に対して、私が率直に「教材は充実しているのに、活用する時間や知識が教員側に不足している」と答えたところ、「まさにその課題を解決するサービスを私たちは提供したいんです」という反応がありました。自分の教育現場での気づきが、ビジネスに直結する瞬間に、大きな可能性を感じました。

また、入社後のキャリアパスが明確だったことも決め手でした。「最初は学校営業で教育現場との接点を持ちながら、将来的には商品企画や海外展開など、様々な挑戦ができる」という説明に、長期的な成長イメージが描けました。

何より、「教育のDXを通じて先生方の働き方改革に貢献したい」という会社のミッションに、自分の思いと重なる部分を感じました。

先生NEXT+を利用した感想

転職を考えた際にまず行ったことはリクルート、マイナビ、doda等、大手の転職サービスへの登録でした。担当のエージェントの方と面談を実施しましたが、教員事情をよく把握されていない方も多く「とりあえず応募してください」と言われモヤモヤしてました。
「教員からの転職は難しい」「たった1年の教員経験で転職できるのだろうか」という不安でいっぱいになり転職を諦めかけていた時にたまたまネット検索で先生NEXT+さんを発見しました。

サイト内の「教員特化型の転職支援サービス」という言葉を目にして、「自分のような若手教員の転職も支援してくれるかもしれない」と思ったのがきっかけです。

初回面談で驚いたのは、「転職活動のスタートは自分を知ることからです」というアプローチでした。「なぜ教員になったのか」「どんな時にやりがいを感じるのか」といった根本的な問いかけを通じて、自分の強みや価値観を整理していく過程は、とても新鮮でした。

特に役立ったのは、教員経験を企業目線で再定義するサポートです。「学級経営」は「小さな組織のマネジメント経験」として、「保護者対応」は「クライアントコミュニケーション能力」として表現する方法を学び、自信を持って面接に臨めるようになりました。

また、「若手だからこそできる転職がある」というアドバイスも心強かったです。「柔軟性と吸収力が若さの強み」という言葉に背中を押され、新たな一歩を踏み出す勇気が湧きました。

担当エージェントから一言(後藤)

新卒1年目での転職という挑戦を成功させた彼女の事例は、「早期のキャリア見直し」の好例です。初めてお会いした時から、教育への情熱とビジネスへの好奇心を併せ持つ方だと感じました。

私たち先生NEXT+が大切にしているのは、「自己分析から内定獲得までの伴走支援」です。彼女のケースでは特に、「若手だからこそ持つ強み」を明確化することに力を入れました。「最新の教育現場の知識」「デジタルネイティブとしての感覚」「柔軟な発想力」などを言語化し、面接でも堂々と伝えられるようサポートしました。

面接練習では、「なぜそんなに早く教員を辞めるのか」という質問への回答を徹底的に練習。「教育への貢献の仕方を変えたい」という前向きな理由を説得力を持って伝えられるようになりました。

教育現場を知る若手営業担当者として、彼女の活躍の場はこれからも広がっていくでしょう。新たなキャリアでの更なる成長を心から期待しています。

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