職業名

ITエンジニア

教員の転職事例(38歳・男性・高校)

高校教員 → ITエンジニア(PM)
転職前:年収640万円
転職後:想定年収620万円

プロフィール

38歳・男性。高校で数学を15年間教え続けてきた教育のプロフェッショナルです。授業や進路指導に加え、情報科目も担当し、校内ICT環境の整備に尽力してきました。独学でプログラミングを習得し、校務効率化システムの開発や生徒向けのコーディング講座を立ち上げるなど、教育とITの融合に情熱を注いできました。この経験を活かし、教育系SaaS企業のエンジニアとして新たなキャリアをスタート。現在は教育機関向けシステム開発プロジェクトのリーダーとして活躍中です。

転職を考えたきっかけ

教壇に立つ日々は充実していましたが、テクノロジーが急速に進化する現代において、「教育の形も変革が必要では?」という思いが日に日に強まりました。校内システム開発を通じて、ITの力で教育現場の課題解決が可能だと実感。しかし、一教員としてできることには限界があると痛感しました。

さらに40歳を目前に控え、「このまま教員として歩み続けるべきか」という人生の岐路に立たされました。「今こそ変わらなければ、この先ずっと同じ道を歩むことになる」という危機感が、新たな挑戦への原動力となりました。教育への情熱とIT技術への興味を両立できるキャリアを模索し始めました。

入社を決めた理由

転職活動では「教育×IT」という明確な軸を掲げ、教育DXに取り組む企業へ絞って応募しました。その中でも現在の会社を選んだ理由は以下の3点です。

  1. 「教育現場を熟知するエンジニア」として私の経験が高く評価され、即戦力として期待されたこと。
  2. 「テクノロジーで教育を変革する」という会社ビジョンへの深い共感。
  3. リモートワーク中心の柔軟な働き方が整備されていたこと。

    特に、プロジェクトリーダーとして教育機関向けシステム開発に携われる環境は非常に魅力的でした。教員として培った知見とITスキルを最大限活かせるフィールドで、新たな価値創造に挑戦しています。

先生NEXT+を利用した感想

「38歳・教員からITエンジニアへ」というキャリアチェンジは、多くの転職エージェントから「難しい」と言われました。しかし先生NEXT+では、「不可能」を「可能」に変えるために親身になってサポートしてくださいました。

特に印象的だったのは職務経歴書作成時、私の経験が「教育DX推進人材」として再定義されたことです。学校現場での経験が民間企業で役立たないと思い込んでいた私に対し、「校務システム開発」を「業務効率化システム設計・実装経験」と言語化してくださり、企業目線でのアピールポイントを明確化していただきました。

さらに技術面接対策では、私のスキルレベルに合わせた具体的なアドバイスをいただき、自信を持って面接に臨むことができました。年齢や経験という壁を乗り越え、新しいキャリアへの扉を開けたのは先生NEXT+のおかげです。

担当エージェントから一言(後藤)

15年ものキャリアを持つベテラン教員からITエンジニアへの転身という挑戦は、非常に稀有な成功例です。教育への深い理解とテクノロジーへの情熱、その両方を併せ持つ方でした。

特筆すべきは独学でプログラミングスキルを習得し、校務システム開発・運用まで手掛けた実績です。この点は企業側からも非常に高く評価されました。

面接では技術的な質問への対応だけでなく、「38歳でなぜキャリアチェンジするのか」という問いにも明確なビジョンを伝えられました。その結果、多くの企業から高い評価を得られています。

教育とIT双方への深い理解を持つ人材は市場でも希少価値が高く、今後ますます需要が高まることでしょう。新天地でさらなるご活躍を心より期待しています!

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